コロナはただの風邪ではない、、、後遺症は先が見えないトンネル

2022年8月29日月曜日

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東進こども英語塾 神楽坂赤城教室の松本です。

今日は侮ってほしくない私の娘(18歳)のコロナ後遺症について書きます。

5月末、私は発熱があり、おかしいと思って抗原検査もPCR検査も受けました。

陰性でした。念のため家族全員受けたところ大学生の娘だけが陽性でした。ただ、娘は発熱も37度台まででしたしのどが痛い、などの軽い症状しかなく超軽症で終わりました。

その後隔離機関が終わり大学生活を再開したのですが、どうも調子が悪いのです。

1週間後くらいでしょうか。朝起きてきて、寝られなかった、(なんとか寝られた日でも)寝た気がせず徹夜明けみたい、息苦しい、頭痛、のどが痛い、、、それでも大学には最初はなんとか頑張って行っていましたが、だんだん朝起きられなくなり休むようになりました。おかしいと思いネットで調べたら、コロナ後遺症の症状といわれている症状にそっくり。「ブレインフォグ」というのは初めて聞いた言葉でしたが、まさにそのような状況で、勉強に集中できない、文字を読んでも頭に入らない。頭痛や倦怠感。ありとあらゆる症状、、、どうすればいいのか。。。

その時まだコロナ後遺症専門外来は少なく、いち早く始めた渋谷のヒラハタクリニックがよくテレビでも取り上げられていました。HPを見ると後遺症が2か月以上続いている場合に受診するように書かれていました。(当時)しかも予約は先々までいっぱいでした。どうしようもなく、呼吸器内科、医大の総合診療内科、耳鼻咽喉科、などいろいろな病院を転々としましたが、血液検査しても悪いところは出てこず、ぜんそくの薬や漢方薬を処方されるくらいで決定打はありませんでした。


結局6月末にはヒラハタクリニックにいくことができました。私は仕事だったので娘一人で診察を受けてきました。体調悪い中、4時間くらい待たされたようできつかったみたいです。「とにかくつかれないように」とのことで、胃薬や漢方薬、アミノ酸、亜鉛の

サプリメントなどを処方されました。疲れることをするのが一番よくないそうで、極力無理をしない、休むようにと言われました。胃酸があがってくるので枕を少し高くして寝ることや、はなうがいなどを行いました。

その後少しはよい状態の日も多くなってきたように思いましたが、まだまだ急によくなるわけではありません。大学の授業はオンラインで受けられるものは、教授にそのたびに連絡をとってお願いをしてオンライン参加させてもらえるものだけはオンライン参加し、できないものは休むしかありませんでした。

大学1年生。大学生活にも慣れたばかりで、これからという矢先の出来事です。しかも7月は試験が目白押し。勉強できないのに大丈夫か、、、なんとか受けられる試験は受けましたが、追試を検討し、少しでも後ろ倒しにしたほうが、少しでも体調がよくなっているかもしれないので8月の追試を申し込むことにしました。そのため診断書を書いてもらうためヒラハタクリニックに2回目の診察に、今度は私も行きました。

今回も4時間くらい待ちましたが、待ってる間はどこへ行ってもいいので渋谷を歩いたりお茶をのんで過ごしました。7時くらいにいよいよ診察となりましたが、ヒラハタ先生は忙しい中でも本当に親身になって相談にのってくれるとてもいい先生で好感が持てました。丁寧に話を聞いてくれて診断書を書いてくれました。基本的に前回言われたことと同じですが、やはりあまり改善しないなら、ということでBスポット療法を勧められました。正確には上咽頭擦過療法といい耳鼻科で行ってくれます。(日本独自の療法らしいです)のどの一番奥、つまり脳に一番近いところですね。その上咽頭にはたらきかけ炎症が起こっているのを鎮める療法です。調べたら近所でかかりつけの久木田医院ではやってくれるそう!痛いということで娘は当初は嫌がっていたのですが、ここまできたらやるしかないと腹をくくったようで、ついに行ことにしました。人によってはすぐに良くなる人もいるし、20回くらい通う必要がある人もいるそうです。

ただ、その時、コロナの第7派で患者数がどんどん増えていた時でした。久木田医院では発熱外来に積極的に対応されているので、耳鼻科の診療を5名に限定しているというのです。そのため念のため朝8時すぎから並んで(1番乗りでした、、、)9時半からの診察の予約をしました。

まずは内視鏡で鼻からのどにかけてみてもらいました。カメラ映像では確かに上咽頭の炎症が起きていてピンク色になっていました。そこまで強い炎症ではないようです。内視鏡で見た後で処置を施してくださいました。すぐに終わりました。久木田先生はとてもやさしい先生なのでそこまで痛みもなかったと娘が言っていました。ほっとして帰りまた様子をみました。

その後大学の追試の申し込みに代理で私が出かけました。大学は1時間くらいかかりますが、やはり行くだけでも体調が悪い人にとっては負担が大きいです。追試は結局自宅受講できることになりました。ただ当然追試を受ける場合は成績はひとつさがるということでした。それでも試験を受けないよりはいいということで試験を受け、1つの科目だけはどうしても体調が悪くうけることができませんでした。あとは結果を待つのみですが、、、かなり単位は取れてない覚悟をしています。

8月末です。コロナ感染から3か月もたちました。そろそろ症状もなくなってほしいと思ていますがまだ動きすぎると疲れてしまう症状はあります。それでも今まで通りの生活にかなり戻っては来ました。完全に治るのはいつなのか。

最近は娘などよりももっと重症の方のこともテレビでよく報道されています。第7波で感染した方々も多いので後遺症患者もこれからどんどん増えると思います。そのような方のためにも少しでも参考になればとヒラハタ先生からいただいたプリントをこちらにシェアします。

コロナ症状は軽くても後遺症になるということも併せて知っていただき開く、最近体調がすぐれない人は、コロナの症状がでなかっただけでわからず、その後後遺症が出るという人もいるかもしれません。多くの方に知ってもらって社会からの理解ももっと進むことを願っています。

今は後遺症外来も増えてきているようですし、今日もヒラハタ先生でていました。コロナ後遺症について 皆様もお気をつけて。

追伸:なんにでもすがりたい想いから、ほかの方が効くと書いていました水素療法もためしました。リタエアーという水素生成器のレンタルをしています。これについては効果はよくわかりません。あまり関係ないような気がしています。ちょっとあやしめです、、、でも藁をもつかむ思いで、なんにでも挑戦しました。



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