ホームレビューを続ける意味は英語力アップだけではありません

2015年9月9日水曜日

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 東進こども英語塾 神楽坂赤城教室の松本です。
 ホームレビューをみてください!!と本当にしつこくお願いしています。
 15分でも20分でもいいです。続けてください!
 そのようにお願いしているものの、実際に15分、20分でどれだけの力になるのか。たとえば毎日15分だけなら、1ヶ月で7時間、1年で84時間、10年で840時間。
 外国で840時間過ごすというのは、1日に起きてる時間が15時間とすると、2ヶ月弱。2ヶ月弱の留学でそこまでの語学力がつくでしょうか。やらないよりはいいが、そこまでの力はつかないだろうと考えてもおかしくはありません。
 それでもホームレビューを続けることには意味がある、そう考えてみなさんにお願いをしています。
 実際に英語の力がつくことは我が子で実証済みではありますが、新聞でこんな記事を見つけました。少しずつでも続けると英語の力がつくことはもちろん、粘り強く継続する力をつけることがとても大切だと思えます。毎日続けることには意味があります。
ぜひともがんばりましょう!
 
 「(略)企業は仕事ができる人がほしいのだ。英語ができても仕事ができない人は多々いる。むしろ、入社後にメキメキと仕事で力を発揮した優秀な社員に、あとから英語を学ばせても、十分間に合う。だからそこまで語学力は気にしないのだ。
 逆に、英語だけできて、まったく人付き合いが苦手な人や、はたまた、海外にばかり憧れて、地道な努力ができない人などは、入ってから本当に困る
  昨年、人気の大手企業に内定をもらった女子大生が、私に「英語力が決め手になった」と言ってきたことがある。彼女はTOEICが870点だという。え?  語学力が決め手だとしても、990点が満点のこのテストでは、あの会社なら900点以上とっている人も多いだろう。だとしたらなぜ……。
 実はその会社の人事担当とは知り合いだった。彼女を交えて3人で食事をした折に、その話を聞いてみた。すると、その人事担当からは、まったく違う内定理由が出てきたのだ。
 いわく「彼女は英語力ではなく、そのバックにある人間性で内定が出たのです」とのこと。実は、彼女は留学経験がない。いや、海外旅行にすら行ったこともない。いわゆる学生が自慢げに話す海外経験とやらは皆無といえる。
  さらにいえば、英語の塾に通ったことさえないのだ。どうやって彼女は英語力を身に付けたのかというと、ラジオ英会話一本。それも、中学1年から大学3年ま で9年間、まったく一日も休まず聞いてきたという。風邪をひいて熱でダウンしても、高校や大学の受験当日でさえも、録音して聞いたそうだ。
 その、一つのことを粘り強くやり遂げる継続力や忍耐力の強さを見込んで、合格が出された。大きな会社で日の当たるポジションに上りつめるのには時間がかかる。でも、こんな彼女の性格は、あの会社でも生きるに違いない。そこを見込んで内定を出したのだ。
 どうだろう。企業は、その会社の仕事がしっかりできるか、社内の人間とうまくやっていけるか、を見ているということが、この事例でもわかったのではないか。手っ取り早く英語だけ身に付ければ、というのはうまくいかない。何事にも王道はないのだ。」

 (9/7日付 日本経済新聞「英語ができると有利なの?  「語学だけ」では困ります 海老原嗣生氏」の記事より抜粋)


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