続ける、完璧になるまでやるということ

2017年11月27日月曜日

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東進こども英語塾 神楽坂赤城教室 講師の松本です。

語学習得において一番大事なのは「続けること」。
私が保護者様に発信しているメールマガジンにも「継続は力なり」 という言葉を毎回の添えています。

分かってはいるけどなかなかできませんよね。

今日は西真理子氏のメールマガジンからの記事をご紹介。

留学経験なしに外資系企業の秘書をされている西真理子氏のメールマガジンに
とても共感できることが書いてありましたのでぜひお読みくださいませ。

私の教室でもP1、P2の生徒さんは毎週新しい本を読めるようにしてくることになっていますが、たどたどしいまま次回を迎えてしまう生徒さん、そしてやっと読めるようになって5回くらいでやめてしまう生徒さんが多いのですが
読めるようになってから、さらに読むことが大事なのです。
読めたら終わりではないのです。
今年は具体的な数の目標を生徒さんにお伝えしていますが
来週までに最低でも20回は読んできてくださいとお伝えしています。

最初はみんな、「えっ?20回?」と言われていましたが、1日3回読めば達成できるので可能で、それを当たり前にすると、すごいことでもなんでもなくなります。

それを忠実に守って頑張って読んできてくれる生徒さんが最近増えています。
もっと欲も出て暗記してくる生徒さんが今2人います。
すごくいいことだと思います。

こちらのメルマガ抜粋ぜひご参考になさってください。



(以下、西真理子氏のメールマガジンより)

【1】続ける、完璧になるまでやるということ(続き)

前回、続けるということ、
について書かせていただきました。
(『世界最強の商人』、始めたかた
いらっしゃいますか?
もしいらしたら、お互い頑張りましょう!)

何かを身につけようと思ったら
・同じことを
・毎日
・何度も

やること、があの本の
キモだと思うのです。

…というと、「わかってる」
とみなさんおっしゃいます。
その話、いままでに何度も聞いた、と。

だからこそ、ここで
「繰り返し、繰り返す」ことが
どれだけ大切かをもう一度だけ
言わせていただきたいのです。


4歳のときに両親の勧めで
スズキ・メソードの先生のもとで
ヴァイオリンを始めました
(実は親にしてみれば、
楽器はなんでもよかったようです)。

スズキ・メソードの考え方は
「弾けるようになってからが本番」で、
ある曲を弾けるようになってからも
何度もその曲を折に触れて弾かされました。
発表会の合奏でも、何度も何度も
終わったはずの曲を弾きました。

確かに、そうやっていると
子ども心に気づくことが出てきます。

「あのときはこういう曲と思ったけど、実は違った」
「ここのところはレッスンのときには弾けなかったけど、こうやったら弾けるのでは」

…と、まだ繰り返して弾いていく。
そうしたらまだまだ新しいことに気づく。

この体験を通して
「繰り返し、繰り返す」ことの
威力と怖さを知りました。
「怖さ」というのは、習慣化してしまうと
間違いに気づかないからです。

間違いをそのままにして、何度も間違える。
自分で気を付けて矯正しようとしない。
この状態で繰り返し、繰り返す。

これ、語学なども同じで
同じ単語を何度も間違える。
同じような文法規則を間違える。

そうすると、ちょっとやそっとでは
直らないような癖になってしまいます。

本当に、習慣って
恐ろしいほど力がありますね。

12月の新刊の「あとがき」は
次のように書きました。
(若干編集しています)



出来なかったら、出来るまでやる。
出来るようになったら、完璧に出来るまでやる。
完璧に出来るようになったら、何度でも、完璧に出来るまでやる。


音読は何回やって終わりにすればいいのか、
単語が覚えられなかったらどうしたらいいのか、
何度試験を受けても合格しないのは
才能がないからではないのか、
そもそも自分は才能がないのではないのか

…というような迷いが出てきたかた、
この言葉を贈ります。
アミノバイタル(味の素、2014年)のCMで、
羽生結弦選手が言っていたセリフです。


出来なかったら、出来るまでやる。
そのための方法論は
「なあんだ、どこかで聞いた(読んだ)
ことばかりだよ」と思われるかもしれません。

けれど、「出来るまでやる」を実行していますか。
「知っている」と「やっている」は別物です。
「こんなこと知ってる」と言わず、少しずつの歩みでもいいですから、「出来るまでやる」。

そして、それを完璧に出来るまでやる。
PCの操作なら、目をつぶってできるようになるまで。
音読なら、読んでいて目の前に
内容が画像で浮かんでくるようになるまで。

さらに、何度でも、完璧に出来るようにやるまで繰り返す。
「もうわかったから次に行こう」ではなく、
何度でも完璧に、そしてより自然になるまで繰り返す。


そういえば、今年はじめの
メルマガで
「習慣化」について書いたことを
思い出しました!

今年のテーマは「習慣化」だったのかもしれない…
でもまだ、良くも悪くも
習慣化できていないです…

みなさまとともにこれからも
頑張っていけたらと思います!









(西真理子氏プロフィール)
50年間にわたり、海外生活歴はゼロ。
起業家である両親の背中を見て育つ。
1990年国際基督教大学卒業(社会科学major)。
外資系企業での秘書歴約18年。
米国秘書検定(Certified Administrative Professional) の日本人合格者第一号。
「秘書さんの応援団」を自認。
「英語が話せる人と
挫折する人の習慣ワークブック」
「英語が話せる人と
挫折する人の習慣」
「できる秘書と
ダメ秘書の習慣」(明日香出版)
「秘書の英語~実務ハンドブック」
(研究社)
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