(6/17ブログの続き)こんな猫撃退グッズがあります。猫が来たら猫が嫌がる周波数の音を出して撃退する装置です。夜になるとうちの子どもたちは「お母さん、セミが鳴いているよ」「うるさい!」と言うことがあります。もちろんまだ梅雨の季節。セミなんてどこにも鳴いていません。私にはさっぱり聞こえないその音の正体は、猫撃退の音なのです。やはり子どもには大人に聞こえない音が聞こえている。。。公園に夜遅くまでいる若者を撃退する装置の話も聞きますが、それも大人には聞こえません。
インターネットで周波数とその音を出すページを見つけたので、試しに小5の娘に聞かせてみました。私より明らかに聞こえている音の範囲が広いのです。私は11000Hzが限界。娘は17000Hzまで聞こえています。私には全く聞こえない13000や14000Hzを「うるさい」と言うので、あらためて子どもの耳は大人の耳とは違うのだと実感したのです。
ちなみに日本語と英語の周波数は大きく違っていて、日本語が100〜1600Hz に対して、英語は2000〜12000Hzとのことです。つまり日本語の音のみに慣れてしまうと、日常聞くことのない英語の周波数帯の音を聞き分けられなくなります。その耳の臨界期は9歳頃と言われていますので、それまでに聞いてなかった音は基本的には聞き分けられないということになります。聞こえない音は発する(話す)こともできません。
だから日本人は英語が苦手なのかどうか、周波数帯の広い言語の人はどんな言語でも聞き分けられるか、どこまでそれがあてはまるのかどうかは専門家でない私にはわかりませんが、「子どもと大人の耳は聞こえ方が違う」ということだけは確かのようです。
小さなうちに英語を始めましょうと声を大にして言いたい理由の一つがそこにあります。子どもの耳は確実に大人の耳とは違いますよ。
皆さんもお子様に実験してみて下さい。
いろいろな周波数
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